メッキアクセを美しくキープ!摩耗・剥げに負けないコーティングとは?

SUMAMO秋葉原です。

お気に入りのアクセサリー、気づいたら「色が薄くなってきた…」「黒ずんできた…」なんて経験はありませんか?
とくに金メッキやロジウムメッキなど、繊細な加工が施されたアクセサリーは、日常のちょっとした摩擦や汗、化粧品の成分などによって、知らず知らずのうちにメッキ剥がれや変色が進行してしまいます。

しかし、最近ではそういった劣化からアクセサリーを守り、美しさを長く保つためのコーティング技術が注目されています。
今回は、メッキアクセサリーを摩耗・剥げから守る「コーティング」の効果と、剥がれてしまったメッキの「修復」について詳しくご紹介します。

■ なぜメッキは剥がれるのか?

アクセサリーに多く使われる金属メッキは、真鍮やシルバーなどのベース素材に、金やプラチナ、ロジウムなどの金属をごく薄くコーティングしたものです。
このメッキ層は数ミクロンという非常に薄い層のため、以下のような日常の動作で少しずつ摩耗していきます。

  • 手洗いや汗による水分・塩分の影響

  • バッグや机との擦れ

  • 化粧品や香水の成分による化学反応

  • 紫外線や空気中の酸化物質によるくすみ・変色

つまり、日常的に使えば使うほど、どうしても劣化は避けられないのです。

■ アクセサリーコーティングで「見えないバリア」を

そんな摩耗や変色からアクセサリーを守ってくれるのが、プロによるコーティング施工
専用のガラスまたはセラミックコーティング剤を表面に薄く塗布・硬化させることで、目に見えない透明な保護膜を形成し、摩擦や酸化、汗・水分から金属を守ることができます。

効果としては以下のようなメリットがあります:

  • メッキ剥がれや摩耗のスピードを抑える

  • 変色・くすみを予防

  • 金属アレルギーの軽減にも期待(※完全防止ではありません)

  • 表面の艶感が持続し、汚れも付きにくくなる

とくに夏場や湿気の多い季節には、汗や皮脂でアクセサリーの劣化が進行しやすいため、予防策としてコーティングしておくのがおすすめです。

■ すでに剥げてしまったメッキは「修復」できる?

「もうメッキが剥がれてしまった…」「色がまだらになって使えない」
そんなアクセサリーも、状態によっては再メッキとコーティングで修復可能です。

プロの手による研磨と再メッキ処理によって、表面のくすみや剥げを一度きれいに整え、元の輝きを取り戻すことができます。
さらにその上から保護コーティングを施すことで、今度は長持ちさせる“見えない盾”が備わるのです。

もちろん、アクセサリーの素材やメッキの種類によって対応の可否や料金は変わるため、まずは一度プロに見てもらうことが大切です。

■ どんなアクセサリーにおすすめ?

以下のようなアイテムは、日常使いの中で劣化しやすいため、特にコーティングの効果を実感しやすいです。

  • 金メッキのリングやブレスレット(摩擦が多く剥がれやすい)

  • ピアスやネックレス(汗・皮脂の影響を受けやすい)

  • ブランドアクセサリー(資産価値を保ちたい場合)

  • シルバー素材(酸化による黒ずみ防止)

  • ヴィンテージ品や思い出の品(形見・プレゼント)

■ まとめ:メッキアクセにこそ「見えないケア」を

美しいアクセサリーほど、つい毎日身につけたくなりますよね。
だからこそ、「今の美しさを維持する」ための見えないケア=コーティングがとても有効です。

「気づいたら剥げていた…」という後悔を避けるためにも、ぜひ大切なアクセサリーにはプロの技術で一手間加えた保護をおすすめします。
さらに、すでに劣化が進んでいるアイテムも、あきらめずに一度ご相談ください。再メッキ+コーティングで、また新たな輝きを取り戻せるかもしれません。

お気に入りのアクセサリーを、もっと長く、美しく。
修復やコーティングのご相談は、お気軽に当店までどうぞ。

東京秋葉原店