有機EL(OLED)の紫外線劣化。原因と対策
iPhoneX以降のiPhoneXS、iPhoneXSMax、Xperia1やPixel3、AQUOS zeroなど最近のハイエンドスマートフォンでは有機EL「OLED Organic LED)」と呼ばれる画面が使用されることが増えてきました。
そもそも有機EL(OLED)ってなに?
有機ELは「有機エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence)」の略です。ELとは物質に電圧を加えたときに起こる発光現象のことを指し、現在ではその現象を利用した製品の総称としても使われます。
・従来の液晶との違い
従来の液晶ディスプレイ(えきしょうディスプレイ、liquid crystal display、LCD)との大きな違いは、バックライトの有り無しです。
液晶の場合それ自体は光らず、別途バックライトが必要になります。バックライトが光を放ち、その光がフィルターを通ることで映像を表示します。
それに対して、有機ELは素子自体が光るため、バックライトが不要です。この「バックライト不要」というのが有機ELの数多くのメリットを引き出しています。
有機ELのメリット
高画質な映像を楽しめる
薄くて軽い
消費電力が少ない
視野角が広い詳しくは下記を参照
https://allabout.co.jp/gm/gc/468364/
有機ELのデメリット
・画面の焼き付きが起こることがある
焼き付きに関してはAPPLEでも公言しております。下記リンク
https://support.apple.com/ja-jp/HT208191
・屋外だと画面が見づらい
・製造コストが高い
場合によっては有機ELよりも液晶の方が良いときもあるので、デメリットもしっかり把握しておきましょう。
・有機EL(OLED)長時間使用で色合いが変わることがある。
そんな便利な有機EL(OLED)も長時間の使用で色合いが変わるとAPPLEでも名言されています。
↓APPLE公式サイト引用
https://support.apple.com/ja-jp/HT208191
その色合いが変わってしまう原因を最近東レさんが実験データで実証しました。原因は、なんと紫外線(UL)の照射をうけると画面が劣化し色合いがかわってくるそうです。
↓引用東レリサーチセンター紫外線での有機EL劣化の実験
http://cs2.toray.co.jp/news/trc/news_rd01.nsf/0/2E4DB1C49D4922A549257D5B0031C8F2
ではどうやって有機EL(OLED)の劣化を防いだらいいのか?
有機ELの画面は紫外線により劣化してしまい発色が悪くなったり黄ばんでしまったりしてしまうのは東レさんの試験結果で分かっていると思います。
もちろん東レさんででましたUVカットフィルム有機EL専用とうたっているだけあり期待できそうです。
↓東レ 紫外線カットフィルム実現
https://cs2.toray.co.jp/news/toray/newsrrs01.nsf/0/65800FC3DC86E98B492583E5000794D5
しかし、製品の情報をみてみるとiPhoneなどの主要機種は対応していそうですが、パソコン、テレビ、マイナー機種はどうなるのでしょう??対応してなさそうです。。。
これは発売をまっていてはせっかく買ったスマートフォンがだめになってしまいます。有機ELのスマホになると10万円以上するのが普通です、、、
↓東レ 有機EL対応フィルム ピカサスUV
https://gunosy.com/articles/af81V
フィルムが対応していない機種はどうしたらいいの?
安心してください、スマホコーティングのソムリエSUMAMOには、チタンコーテイングを含有させたガラスコーテイングを取りあつかっております。
ガラスの傷防止の効果とチタンのUVカットの効果を組み合わせたすぐれもので塗るチタンなので機種、サイズ、色を選ばず何にでも施工可能です。
・塗るチタンコーティングを行うと他にも下記のメリットがあります。
・全面に塗ると電磁波カットができる。
・光触媒で抗菌、防臭ができる。
・ガラスと組み合わせもでき傷防止、割れ防止もできる。