— SUMAMO秋葉原が教える“硬さより重要な指標”とは? —**
スマートフォンの修理依頼の中でも、画面割れは常に上位に入るトラブル。
「保護フィルムを貼っていたのに割れた…」「落としてないのにヒビが…」という声も多く、実は“画面割れ対策”は単純なようで奥が深い世界です。本当に効果的なスマホコーティングの選び方をわかりやすく解説します。
1|「硬度9H」だけでは画面は守れない?
スマホ用コーティングや保護フィルムはよく**「硬度9H」などの表記がありますが、
実はこの“9H”は鉛筆硬度のテスト値**で、
・ガラスの割れ耐性の指標ではない
・“擦り傷”の強さを表すだけ
という落とし穴があります。
ポイント
9Hという数字は「9Hの鉛筆で擦っても傷がつかない」という意味で、
落下衝撃とは直接関係ありません。
つまり、硬度が高い=割れにくいではないのです。
2|落下時に重要なのは「硬さ」よりも“しなやかさ”
スマホの画面が割れる最大の理由は、
衝撃の一点集中による内部ガラスの破壊。
そのため、コーティング剤に求められるのは
外力を分散させる柔軟な膜の伸縮性です。
例えば、フィルムは分厚い分“しならない”ため、
強い衝撃が加わると逆に割れの原因になるケースもあります。
ポイント
車のフロントガラスの保護にも使われる“柔軟性重視のナノコーティング”は、
衝撃吸収に優れ、落下時の割れを大幅に軽減すると言われています。
3|防汚・耐摩耗・耐衝撃…何を重視するかで選ぶべきコートは変わる
スマホの使用環境は人それぞれ。
大きく分けると次の3タイプがあります。
●① 落下が多い人
→ 衝撃分散タイプのコーティング
薄膜で柔軟性があり、割れにくい。
●② カバンに入れる時間が多い人
→ 耐摩耗(擦り傷)重視タイプ
鍵や硬貨とのスレを防ぐ。
●③ 手脂・指紋が気になる人
→ 防汚・撥油性の高いコーティング
滑りが良くなり美観が長持ち。
SUMAMO秋葉原では、お客様の使い方に合わせた
**“最適なタイプの提案”**を行っています。
4|コーティングの「持続期間」にも大きな差がある
コーティングといっても、
持続期間は3ヶ月〜3年と幅があります。
一般的な店では
・“どの種類なのか”
・“どう施工したのか”
が説明されず、実はほとんど効果が続いていないケースも…。
耐久性は「溶剤濃度」「施工層の厚さ」「硬化時間」で決まるため、
専門施工のほうが化学的に硬化が進み、
市販品より1.5〜2倍長持ちすることが多いのです。
5|“二度塗り”“三層構造”で割れにくさはさらに向上
当店のような専門店でよく採用されるのが、
層を重ねる多層コーティング。
・1層目:ガラス密着層
・2層目:強化層
・3層目:耐摩耗層
このように層構造にすると、
ガラス全体の強度が均一化されるため、
落下時の割れリスクが大きく軽減されます。
6|フィルムとの併用は“最強”の組み合わせ
「コーティングするならフィルムはいらない?」
とよく聞かれますが、答えはNO。
・表面硬度と撥水性 → コーティング
・衝撃吸収 → フィルム
というように、役割が違うため
併用すると確実に耐久性がアップします。
特に落下リスクが高い人には、
“コーティング+柔軟系フィルム”を強く推奨しています。
7|まとめ:画面割れ防止は「コーティングの種類選び」で大きく変わる
スマホの画面を守るために注目すべきポイントは以下の通りです。
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「硬度9H」だけを信じない
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衝撃対策には“柔らかさと伸縮性”が鍵
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使用環境に合わせて選ぶ
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持続期間・層構造で耐久性が変わる
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フィルムと併用すると最も割れにくい
SUMAMO秋葉原では、日常使い・落下癖・カバンの中での摩擦など、
お客様ごとの使用状況をヒアリングし、
最適なコーティングプランをご提案しています。
「割れにくいスマホにしたい」「買ったばかりだから守りたい」
そんな方はぜひご相談ください。
プロ施工ならではの長持ちコートで、あなたのスマホをしっかり守ります。
