なぜ9Hで傷が防げるのか?ガラスコーティングの硬度の仕組みを解説

こんにちは。SUMAMO秋葉原です。

ガラスコーティングの硬度の仕組みをわかりやすく解説

「ガラスコーティングは9Hだから傷がつかない」
スマートフォンのコーティングを調べていると、必ず目にするこの言葉。
ですが、実際にご来店されるお客様からは、

  • 「9Hってどういう意味なんですか?」

  • 「9Hなら落としても傷つかないんですよね?」

  • 「フィルムと何が違うんですか?」

といったご質問を多くいただきます。

今回は、ガラスコーティングの“9H”という硬度の正体と、
なぜ傷を防ぐ効果があるのかを、専門店の視点でわかりやすく解説します。

そもそも「9H」とは何の硬さ?

まず知っておきたいのが、
ガラスコーティングで使われる9Hという表記は、
「モース硬度」や「実際のダイヤモンド硬度」とは異なるという点です。

9Hとは、鉛筆硬度試験における最高ランクを指します。

鉛筆硬度試験とは?

鉛筆の芯(6B〜9Hまで)を一定の角度・荷重で押し当て、
表面に傷がつくかどうかを調べる試験方法です。

  • B系:柔らかい

  • H系:硬い

  • 9H:鉛筆硬度試験で最も硬いレベル

つまり「9H」とは、
日常生活レベルの擦れや摩擦に非常に強い表面硬度を持っている、という意味になります。

なぜガラスコーティングで傷が防げるのか

ポイント① 表面に「硬いガラス被膜」を形成する

ガラスコーティングは、施工後に目に見えないほど薄い
ガラス成分の被膜を画面や本体表面に形成します。

この被膜があることで、

  • ポケットやバッグ内での擦れ

  • 指輪・鍵・砂埃などの微細な接触

  • テーブルに置いた時のスライド摩擦

といった細かい生活傷(スリ傷)を防止します。

特にスマートフォンの画面は、
実は「落下」よりも「日常摩擦」で傷が入るケースが圧倒的に多いのです。

ポイント② 傷は「本体」ではなく「被膜」が受け止める

ガラスコーティング最大のメリットは、
傷が入ったとしても本体ガラスではなく、コーティング層がダメージを受ける点です。

これは、スマホにとっての「見えない盾」のようなもの。

  • 本体ガラス → 守られる

  • コーティング被膜 → ダメージを肩代わり

結果として、
画面割れや深い傷のリスクを大幅に下げることができます。

「9H=絶対に傷がつかない」わけではない

ここは正直にお伝えしなければいけません。

9Hでも防げないケース

  • 高所からの落下

  • コンクリートや石への強打

  • 砂利・金属による強い点接触

こうした瞬間的で強い衝撃には、
どんなコーティングでも限界があります。

ただし重要なのは、
「防げない」=「意味がない」ではないということ。

フィルムとガラスコーティングの違い

比較項目 フィルム ガラスコーティング
見た目 枠・段差が出る 見た目ほぼ変化なし
操作性 指滑りが落ちることも 滑らかさUP
剥がれ あり なし
劣化 黄ばみ・浮き 長期間安定
保護範囲 画面のみ 画面+側面+背面も可能

スマモ秋葉原では、
「フィルムが苦手」「裸で使いたい」
というお客様にガラスコーティングが選ばれています。

実際のお客様の声(例)

「1年使っても細かい傷がほとんど見当たらない」
「画面がツルツルで新品みたい」
「子どもに触らせても安心感が違う」

こうした声をいただくたび、
日常使いにおける“安心感”こそが9Hの価値だと実感します。

スマモ秋葉原のガラスコーティングの特徴

  • スマホ・タブレット・スマートウォッチ対応

  • 施工時間は最短15分〜

  • 透明度・操作性を重視した高品質コーティング

  • 機種・使い方に合わせたご提案

「自分の使い方に合うか不安…」
そんな方こそ、まずはご相談ください。

まとめ|9Hは「日常の傷を防ぐための現実的な硬度」

ガラスコーティングの9Hとは、
日常生活で発生するほとんどの擦り傷を防ぐための硬度です。

  • 絶対に傷がつかない魔法ではない

  • でも、確実に「傷が入りにくい状態」を作れる

  • 長くキレイに使いたい人には非常に相性が良い

スマホは毎日触る大切な相棒。
だからこそ、見えない部分から守る選択をしてみませんか?

東京秋葉原店